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必見! ママのための たまご研究室

卵っていくつまで食べていいの? HDL?LDLってなに? 栄養素の働きから賞味期限の決め方、いま気になる放射能のことまでつぶさに研究・報告します

放射能検査レポート#1 2012年7月



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2011年3月11日東日本大震災が起こりました。この震災は、多くの人にとって食に関する意識を大きく変えたのではないでしょうか。


雑誌「CREA」(文藝春秋)2011年11月号では、「震災後の食への意識」として、子どものいる女性を対象にした次のようなアンケート結果が掲載されました。


tamaken_02.jpgのサムネール画像


アンケート結果から分かることは、やはり震災以降、放射能について半数以上の方が食材に気を使うようになり、また実際に、産地を気にして食材を変えているということです。
また同時に、食材を変えたいけれども、正しい情報や入手経路が分からなく、どうしていいか分からないという方も多くいらっしゃるようです。


那須ファームでも、震災以降、放射能についてのお問い合わせを数多く頂戴しております。
お問い合わせの文面からは、消費者の方々の安全な食材を安心して調達することに対する真剣さや、様々な情報の中で、何が正しい情報なのか不安に思われていることがひしひしと伝わってきます。

また、その多くは小さな子どもをかかえるママたちからのものでした。


このように多くの消費者の方々が大きな不安を抱いて毎日の食事を摂っているということに対して、生産者である那須ファームが行えることは何だろう。どのような行いが、本当に消費者の方々のためになるだろう。と考えました。

そこで私たちは、少しでも多くの方が不安をやわらげていただけるように、そして安心して卵を食べていただくために、定期的に行っている放射能検査についてのレポートを公表していくことにしました。


公表に先立ち、まずは那須ファームの放射能についての取り組みをご紹介したいと思います。


那須ファームでは、もともと昨年の地震のはるか以前、1986年のチェルノブイリの原子力発電所事故(http://goo.gl/uNHG0)以来、放射能検査を実施しています。

お取引させていただいている業者様にご協力するかたちで、毎年の検査を実施しており、当然のことながら検査開始以来、一度も放射能の検出はございません。

また、震災以降は「財団法人食品環境検査協会」にも依頼して検査を行っています。
現時点では、2012年7月に実施した検査が直近のもので、この時も放射能物質は「検出せず」という結果を頂戴しました。


検査測定は以下の内容で行っています。
試験対象:鶏卵
試験項目:〈ヨウ素131〉と〈セシウム134とセシウム137の合計〉
検出限界:1Bq/kg
測定方法:ゲルマニウム半導体検出器
測定時間:903秒

また、結果だけではなく、試験時間や試験中の様子をお分かりいただくために、スペクトル曲線を提示しております。


那須ファームとしては、特に子どものいらっしゃるお母さんたちが、毎日の食事に安全を安心してお届けできるためのお手伝いとして、この取り組みを今後も継続して行っていくつもりです。
また、検査の結果はこちらのページで随時お知らせしていきます。

これまでに行っている分についても近日公開予定です。


今後も少しでも多くの方に、安全な卵を安心してお届けできるよう、精進して参ります。


内容についてご不明な点などございましたらお気軽にお問い合わせください。もちろん、その他のお問い合わせも受け付けております。




 

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