熊本地震から約ひと月半、余震も徐々に落ち着いてきて、
おかげさまで当農場のたまごも徐々に出荷できるようになってきております。
新聞などの報道にもある通り、熊本での農業被害は甚大なもので、
生産者にとってはこれからが大変な状況です。予断が許されない状況の中、
皆さん本当の復興に向けて一歩ずつ歩み出されているところです。
5月29日(日)そのような状況にある熊本の「食」を力強く応援していただく、
「料理通信」さま主催のこちらのイベントに参加させていただきました。
「料理通信」さま主催の今回のイベントは、一過性の復興支援ではなく、
災害時における「食の危機管理」をポイントに、食の支援のあり方を考え、
それぞれ志を持った生産者の知識や経験、知恵を共有し、未来につなげていくという
継続的なプロジェクトなのだそうです。
今回はそのキックオフイベントとして、広尾の「アクアパッツァ / アクアヴィーノ」の
日高良実シェフご協力のもと、熊本の食材を通じて、公募による一般のお客様・プロの
料理人の方たちと一緒に、熊本の現状・展望について考える機会をいただきました。
いただき、参加されていた皆様にとても喜んでいただけました。
奥阿蘇マスのハーブマリネ
(奥阿蘇マス、からし菜、マスタードグリーン、ヨーグルト、ミニトマト)
山女魚のコンフィ (山女魚、ススチャード、ほうれん草、乾し椎茸、コサン筍)
那須ファームの卵を使ったペンネカルボナーラ (八十八卵、香心ポーク バラ肉)
香心ポークのポルケッタ
(香心ポーク バラ肉、ロメインレタス、赤イタリアンレタス、プッチーニ)
苺 バルサミコ ジャージー牛のミルクジェラートを添えて
(苺、ジャージー牛乳、八十八卵、ミント)
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今回、このような機会をいただきました「料理通信」「アクアパッツァ / アクアヴィーノ」の皆様、
ご参加いただきました皆様にあらためてお礼申し上げます。
冒頭にも書きました通り、まだまだ油断できない状況ですが、皆様の心強いアクションがとても励みになります。
また、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
那須ファーム