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熊本 産直たまご〈ぴよっこ〉と有用微生物の関係

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2012年より都内を中心に販売をしてきた熊本 那須ファームの産直たまご〈ぴよっこ〉は、お取り扱いいただいている各店舗さまを経由して、これまでにたくさんのお客さまの食卓にお届けされてきました。

卵かけご飯などの生食を敬遠していたというお客さまにも〈ぴよっこ〉なら食べられる、とおっしゃっていただけたり、たまごが苦手だったお子様が〈ぴよっこ〉がきっかけでたまごを食べられるようになった、というお声をいただいてきました。


その理由として、前回の那須ファーム便りでもご紹介した通り「ぴよっこは、たまご特有のクセや臭みが少ない」というご感想をいただくことが多くあります。

日本橋三越のバイヤーの方からは、「一般的にコクの強いものは、卵特有の臭みも出てしまいがちなのですが、〈ぴよっこ〉はそれがまったくありません」とご紹介いただいたこともありました。

〈ぴよっこ〉についてこのようなご感想をいただいたり、ご紹介をいただくことは、毎日鶏を大切の育てたまごを出荷している私たち農場にとって大きな励みになり、嬉しいことなのです。


なぜならそれは、鶏たちが健康に育っていることの証拠でもあるから。

美味しく安心してお召し上がりいただける安全な卵は、鶏の健康から始まると考えている熊本 那須ファームでは、鶏が健康に育つためにさまざまな工夫をしています。

そのひとつに、鶏の飼料に配合して給餌している有用微生物があります。


前回の那須ファーム便りでも少しご紹介しましたが、熊本 那須ファームでは鶏の健康増進と維持のために15種の有用微生物を飼料に配合して与えています。

乳酸菌や麹菌、納豆菌の一種である枯草菌や酵母など、人間にも馴染みのある名前の有用微生物たちは、飼料に直接ブレンドされて鶏の腸内にはいります。

腸内を有用微生物で満室の状態にして、サルモネラ菌や病原性大長菌などの悪い菌が鶏の体内に侵入する余地を作らないようにするのがその目的。腸内から、鶏の健康を維持することは、人間でも「腸内フローラ」という言葉でよく聞きますよね。


鶏の場合、有用微生物の効果は、鶏の健康アップだけではありません。

有用微生物を給餌することで、品質指標のひとつであるハウユニットの向上や鮮度の持続力の向上、生臭さの改善、殻のざらつきを抑えるなどたまごの品質向上、飼育環境の改善、堆肥の良質化などが、確認されています。

つまり、鶏に有用微生物を給餌することは、鶏の健康の向上・維持とともに、たまごの品質を向上させたり、まわりの環境を改善させたりなど、まさに一石二鳥にも三鳥にもなる良い効果があるのです。


10月も終わり、秋が深まりあっという間に冬になります。

これからの季節、卵かけご飯やすき焼きなどの生食、クリスマスに向けてケーキ作りなどを楽しむご家庭も多いと思います。〈ぴよっこ〉をはじめ、熊本 那須ファームの健康な鶏が産んだ、新鮮な産直たまごや〈ぴよマヨ〉はこちらの店舗で手にとっていただけますので、是非見かけた際はお試しになってみてください。

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