１０月１４日
　熊本農高初代校長河村九淵先生の遺訓に『その手足を低き地に働かし心を天に置けよ』とあります。校訓は敬天愛人、温故知新です。
熊日新聞記者や論説委員を努められた岡村大先輩の長年の調査で河村九淵先生は札幌農学校（現北海道大学）でクラーク博士の教えを受け次いだ史実が判明しています。ルーツはクラーク博士、そして熊本農業の試験場や改良普及の役目もある中心的存在であったと知りました。
その同窓会の中に南園経済同志会があり、同窓生の生産物や工芸品を全国に販売・頒布、熊本農業を発信しようと『南園の匠』プロジェクトがあります。リーダーはnorinプランニングの田尻さん、メンバーはそれぞれ農場経営や農業関係会社経営で昼間は自社の業務、１０数回の会議は夜ばかりです。具現化に向けて奮闘中です。